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2011年4月

2011年4月 1日 (金)

大変な3月でしたが、春の足音も…

3月11日の地震で被災なさった皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
被害の大きさに、ただ驚き、被災者の方々のお話には身につまされるばかりです。

あの日、私は偶然、休暇を取っていました。
洗濯物を干して、母と昼食を済ませ、そして、花が枯れたので会社から貰ってきて一年近く育てた胡蝶蘭の株に花が咲いたので、写真を撮り、その後、風邪気味だったので、仮眠していました。
そしたら、あの地震が起きたわけです。うちの辺りは震度5弱だったようですが、6階なので大分揺れて、本当に壊れてクライストチャーチの建物のように床が抜けるかと恐ろしかったです。ベッドから起き上がれないまま、何度も「神様、お願いですからお助けください」と何教かもわからない神様にお願いしつづけました。日本人なので、八百万の神でしょうか。それでも、本当に長いこと揺れていました。

やっと、揺れがおさまって部屋の中を見渡すと、本やら文房具は床や机に散乱していましたが、あわてて、居間の母のところに行くと、なんとか母は無事でした。
キッチンを見ると、冷蔵庫が移動して、鍋の入っていた引出が全開、ブリタが落っこちて壊れて、床が水浸し、花瓶も倒れて、トイレもなぜか水浸しでしたが、それ以外には被害がなくて済んだのは幸いでした。

でも、その後、テレビの映像で被害のひどさに茫然とするばかりで、その晩からしばらくは余震が続いて、その上、夜中に余所の家の地震速報が聞こえてきて、あまり眠れませんでした。
被災地の方々の大変さに比べたら、本当に大したことではなかったのですが、福島の原発事故、水の問題、電車の混雑、計画停電などやあらゆる混乱があって、あっという間に日が経ってしまいました。

19:00から22:00まで停電があった日、混雑する電車を避けて、いつもと違う経路で帰ったのですが、バスで移動する途中で、町の電気がぱっと消えました。バスに乗り合わせた熟年の女性方が「あっ、消えた消えた」と声を上げておられました。そして、バスは真っ暗な中を最寄駅へ向かいましたが、T字路で信号が消えているので右折に苦労していました。
駅のそばの五叉路では、警察の方が交通整理をしてくださっていたのが、ありがたかったです。
その日は、本当に電気のありがたみを感じました。いつも明るい路地は真っ暗闇で、人が立っているのも近づくまでわからず、恐かったです。でも、星がとても綺麗に見えました。階段をあがり部屋にたどりつくと、母が真っ暗な中で、おとなしく座って待っていてくれてほっとしました。
予備の電池があったので、懐中電灯の明かりのもとなんとか料理して、ラジオを聞きながら食事をしました。ラジオで冗談をまじえながらやはり停電中の方々のメッセージが流れて、心強くかったです。「懐中電灯で照らさないと、おかずが何かもわからないね。闇鍋みたい」と母と話して、笑いあいました。この辺はこれまで4回停電がありました。夏の停電は冷蔵庫の中のものが心配ですが、仕方ないですね。

会社も電灯をなるべく間引いて、廊下も真っ暗です。
東京も震災後、節電のために暗くなりました。それでも、ニューヨークよりは明るいらしいですから、もっと、節電に努めなくてはいけませんね。うちもエアコンはやめて、今まで料金が惜しくて使わなかったガス床暖を使ってみています。来月の請求が少し恐いですが… 加湿器も使っていないので、指先がかさかさです。

それにしても、自衛隊、消防隊の方々やボランティアの方々の活躍には本当に感謝しています。
それに比べて、私たちに出来ることは少なくて、申し訳なく思います。きっと、同じように思っている人は多いと思います。スピッツのvoマサムネくんも、急性ストレス障害になってコンサートが中止になったそうで、心配しています。感受性の強い人なんでしょうね。
私がしたことは、とりあえずコンビニからの募金、節電、それから、ミネラルウォーターの消費をなるべく減らすためもあってスーパーのRO水を使うようにしたことくらいです。献血は多くの人が来られたので、今でなくてもっと後で協力してほしいとテレビで言っていましたから、まだ、行っていません。
でも、その人にはその人の役目があるから、出来ることをすればいいのだと考えるより他ないと思うことにしました。

趣味の小説の方は、あの震災の後、何を書いていいのかわからなくなりました。
何を書いても、うすっぺらいような気がするんです。
しばらく、何を書くかゆっくり考えてみようと思います。
今年は、春の訪れが遅かったですが、もう4月ですから、じき暖かくなってくるのでしょう。少しずつ、物事が好転していくことをただ祈っています。

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