2015年11月 5日 (木)

秋田旅行201510

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先月末から今月初めにかけて、秋田を旅行してきました。
今年は例年より少し紅葉が早かったそうで、あと一週間早ければ最盛期だったらしいですが、それでも晩秋の景色を堪能することができました。
芭蕉が「松島は笑むが如く、象潟はうらむが如し」と描写したという象潟。
私は訪れるまで存在を知らずにいたのですが、道の駅のねむの丘展望台からの眺めは箱庭のような見事なものでした。

松の生えたかつて島だったところが、ぽつりぽつりとあって盆栽の鉢があちこちに散らばっているような感じに思えました。
浜からの潮風で、松が自然と曲がって生えるのだそうです。
案外、盆栽の方がこういった風景を写し取っているのかもしれないと勝手な想像をしてしまったのですが、本当はどうなのでしょうね。

芭蕉が残した句は、「きさかたや雨に西施がねむの花」というものらしいです。

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奥の細道にある蚶満寺、鳥海山からの元滝伏流水が湧き出ている滝や、その傍の紅葉も素敵でした。

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それから、念願のナマハゲ実演を男鹿真山伝承館で体験しました。
恐いけど、面白い! スリルとなまはげさんのとぼけた味わいが堪らなかったです。
戸をバーン、バーンと神出鬼没に開けたり、突然、後ろの戸がダンダンダンダン!と叩かれたり、なまはげさんににじりよられたり、子供さんはきっと泣くことでしょう。
「子どら皆まじめに勉強しているが」「おらい(私の家)の子どら、まじめで、親の言うごどよぐ聞ぐいい子だから」「どらどら、本当だが。ナマハゲの台帳見てみるが。
何々テレビばり(ばかり)見で何も勉強さねし、手伝いもさねて書いであるど」
(ナマハゲ問答チラシより)
それを親が庇ってあげることで、親は自分を庇ってくれるのだとわかって、親の言うこと聞く子になるそうです。

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もう一つの収穫は、「恩荷」のなまはげ太鼓を男鹿温泉で聞くことが出来たことです。
和太鼓のイメージを覆す、若さ溢れる熱演が素晴らしかったです。
皆さん、高校生、大学生や社会人の十代、二十代の子達がアマチュアで頑張っているグループなのだそうです。土曜日なので無料で見ることができました。
最後に「皆さん、もう一曲聴きたいですか?」との質問に割れんばかりの拍手。

「では、みなさん一つ約束して下さい。自分達はもっと上手くなるように一生懸命頑張るので、絶対、また男鹿に太鼓を聞きにやってきて下さい」とのこと。
男鹿温泉を盛り立てようと頑張っている若者たちは偉いなと思いました。

また、機会があったら訪れてみたいです。
夜行バスは辛かったですけれど。

下の写真は、出発前の早朝にホテルの窓から見えた景色です。なまはげはお山の神様とも言われているそうで、神の宿る山の景色にふさわしい感じがしました。

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2013年11月13日 (水)

室生寺

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先週末に、仕事で三重県に行ってきました。

せっかくなので、帰りに奈良の室生寺に行くことに。
近鉄大阪線の室生口大野の駅から、バスに乗るとバスはいくつかの川や滝を通り、山道を縫うように走っていきます。紅葉しはじめた木々があちこちで見えてなかなか風情がありました。
のどかなもので、バス停でないところでも止まってくれるので、途中、常連らしきのおばあさんと運転手さんは「この先でいいですか?」「いえ、今日は用事があるから、ここでいいです」などという会話を交わされていました。崖に大きな仏様が彫ってあるところもあります。

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バスを降りて歩いていたら、今川焼のような回転焼きというものを売っているおばさんがいて、「石段をその荷物引いて登るのは大変だから、預かってあげる」と言ってくれて、お言葉に甘えさせてもらいました。お礼に ヨモギ入りの回転焼きを買いました。素朴な感じで美味しかったです。

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室生寺は高野山と違って、昔から女性の出家者にも門戸を開いていたので、女人高野と言われていたとか。
境内の紅葉は見事でした。小雨の中、風が吹いて赤く色づいた葉がはらはらと落ちていきます。どこからか、尺八のような音色が聞こえるので、正体を確かめるべく仁王門をくぐると、果たしてそこには虚無僧さんが尺八を生演奏しておられました。合間にお話をお聞きすると、臨済宗の虚無僧さんとのことでした。昔にタイムスリップしたような、なんともいい雰囲気で、来て良かったなと思いました。

千手観音は正面から遠目に見るのが、一番綺麗だなと思いました。写真集で、横や、下側から撮ったものは、二重あごが目立つ気が…。私も他人事ではないですが(笑

十二神将はユーモラスでいいですね。
ご本尊の如意輪観音菩薩は、寛いでいるように見えますが、いざというとき直ぐに立ち上がって、衆生を救済に行かれるように、足の裏をあわせて立て膝をついておられるそうです。
ご利益のある有難い観音様だと、お坊様が教えてくださいました。
仏像は撮影禁止なので、画像がないのが残念です。
平安初期に作られた小さな五重の塔も素敵でした。

でも、とにかく石段だらけで登るのが大変。膝が悪くて登れないからと、階段の下で一人で家族が戻るのを待っておられるおばあ様もおられて可哀想でした。

次は、花の時期に訪れたいものです。

旅はやはり楽しいですね。

2011年5月23日 (月)

先週末、北海道を旅行してきました

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先週の月曜午後八時に私は釧路の空港で、羽田行きの飛行機に乗っていました。濃霧の中でした。
到着便も遅れていていましたが、離陸前も窓の外はグレーの霧でまったく何も見えず、これで飛ぶのだろうかと心配しました。
でも、何も見えない中、飛行機はそれでも離陸したのです。
灯りを落とした機内から、ただ、窓の外の様子を眺めていました。
プロペラに吹き飛ばされて、霧が生き物のように細かい渦をまいてうごめき、でも、濃い霧はひしめきあうだけで飽和したように停滞していました。
あれは何十秒、それとも数分だったのでしょう。
飛行機はぐんぐんと霧の中を角度をもって上昇していきました。
ふいに雲の上に浮上し、そこは嘘のように晴れ渡って、満月が煌々とあたりを照らしていました。
そう言えば、前に釧路に来ようとしたときも濃霧のため、着陸できず札幌に行ってしまったのでした。
釧路はよく霧が出るのかもしれないですね。それにしても、飛行機器は進歩しているのでしょうが、濃霧の中で操縦桿を握るパイロットはどんな気持ちでしょう。

説明が遅れましたが、先週末、北海道を旅行してきたのです。
発端は、一月くらい前。忘れていたスピッツのコンサートのチケットが届いたことから始まりました。
ラッキーと思いきや、しかし、場所は釧路。
ファンクラブで三郷に応募してハズレ、オンラインメンバーズで応募するとき、第一希望「三郷」、第二希望は、やけになったというか、旅行がてら行って来るといいかもと画策して「釧路」を選んだのです。そしたら、「三郷」が外れて、「釧路」が当たりました。
地震のあと、旅行に行く気にもならなかったんですが、思い切って行くことにしました。
しかし、結果として行ってみたいと思っていた阿寒湖のアイヌコタンにも行かれたし、厚岸で牡蠣も食べられたし(厚岸や釧路も津波の被害があって、牡蠣の養殖は大分やられたらしいですが、厚岸では牡蠣は出回っていました)、それに何よりスピッツのコンサートが見られて、なかなか充実した旅でした。しかし、北海道は寒かったです。まだ、桜が咲いていませんでした。21日から桜祭りがあると言っていたので、今が見ごろかもしれません。
初日の14日は、遅い昼食に和商市場で勝手丼を食べたあと(ネタをあれこれ選んだら1,000円くらいになっちゃいましたが、美味しかった!)、会場へ向かいました。

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